アプリケーターについて
アプリケーターとは、リボン端子をカットし、フォーミングし圧着端子にする圧着機リボンクリンパーに取り付けるツールです。アプリケーターによって、圧着端子の大きさが変わり、圧着するワークの大きさによってアプリケーターの型番が決まります。
アプリケーターの動きとリボン端子の変化のイメージ
- 端子送り
- カット
- フォーミング
- 圧着
アプリケーターと圧着範囲
アプリケーター 型番 |
圧着ワーク | |
---|---|---|
合計断面積 ㎟ | 単線径 ㎜ | |
100 | 0.02~0.08 | 0.10×2本~0.22×2本 |
125 | 0.06~0.26 | 0.20×2本~0.41×2本 |
150 | 0.20~0.40 | 0.36×2本~0.50×2本 |
175 | 0.25~0.48 | 0.40×2本~0.55×2本 |
225 | 0.46~1.00 | 0.54×2本~0.80×2本 |
255 | 0.90~1.60 | 0.75×2本~1.00×2本 |
295 | 1.40~2.30 | 0.95×2本~1.20×2本 |
360 | 2.10~3.10 | 1.15×2本~1.40×2本 |
数値は、使用する端子の厚みなどで変化いたしますので、参考値とさせてください。
サンプル製作やテストを行ったあと、アプリケーターの型番を決定いたします。
圧着端子形状について
圧着機リボンクリンパーは、アプリケーターを取り換えることができます。
使用するアプリケーターによって、圧着端子の大きさを変えることができます。アプリケーターを取り換えることによって、様々な大きさの圧着端子に対応することが可能になり、圧着したいワークの種類を増やすことが可能になります。
幅やサイズの多様性
標準の圧着端子形状以外にも、アプリケーターによって、端子の形状を特殊にすることが可能です。
- 標準ほとんどの圧着がこの標準の形状でまかなえます。
- オフセットタイプ主に単線同士の圧着で、単線径が異なる場合に使用されます。
- 楕円形状同軸ケーブルのシールド線のまとめ等で使用されます。